皇太子は何も悪くない


 雅子様が公の席に顔を出すようになったら週刊誌の批判の的は皇太子となったようだ。天皇が懸念を口にされたとか、公務より静養色の強いスペイン外遊の批判など・・・。どう考えても皇太子が悪者にされているとしか思えない。その理由は皇室の慣例や周囲の進言を無視してかたくなに雅子様をかばうように行動する姿なのだろう。
 確かに天皇家の歴史の中ではこのような行動をとった方はいないはずだ。その本当の理由を知らない者にとっては「象徴たるものの身勝手な行動」はゆゆしき問題なのだろう。妻が病気だろうが仕事を優先し、立場をわきまえて行動するのが男尊女卑の日本の伝統、天皇家の常識ということなのだろう。だが、時代は変わった。男女平等、厨房男子、イクメンの時代である。同じ人間であることを認めた天皇家が変わっても悪くはない。妻が病気ならば付きっ切りで看病するのが現代の夫婦の一つの姿だろう。問題は雅子様が病気なのかどうかということだ。
 公の場に顔を出すようになり、一目見には元気そうにも見える・・・という国民目線と同じく担当医も皇室関係者も天皇皇后も「もう回復しているのではないか」という考え方をしていることがうかがえる。それなのに必要以上に雅子様をかばうように、隠すように、いや、雅子様の言うなり行動しているようにも見える皇太子に不信感を募らせているというところなのだろう。なぜ皇太子は身勝手な行動を続けるのか?その理由は雅子様が「回復していない」からという以外にはない。しかもそれを知るのが皇太子以外にはいないということだ。
 ???・・・という方がほとんどだろう。人の良い皇太子は、すでに回復している「性格の悪い」雅子様に支配され、いいように操られている・・・わけでは無い。強い意志を持って「回復しない」雅子様を支え、守り、回復に導いているのだ。ますますわからない?
 雅子様が「適応障害」であった時期はとても短い。治療が行われて精神科医によって「抗不安薬」が処方され、それまでの「適応障害」は姿を消した代わりに新たな症状が現れた。抗不安薬の副作用である。この副作用は十数人に一人程度の高確率で発症する。全国では数万を超える被害者が存在する。しかし、精神科医も専門家も製薬会社もその存在を知らない。「そんなバカなことあるわけない」と誰でも思うだろうがこれは「事実」である。なぜなら皇太子の行動がすべてを物語っているからだ。
 抗不安薬は脳の中心部にある感情脳だけに直接作用し、脳梗塞と同じ現象を起こし脳細胞や神経細胞ネットワークを破壊する。それによって人間の「感情」(人格、理性)だけが赤ん坊や幼児の状態に「半永久的に」リセットされる。その結果、全く同じ体と知識記憶を持つが、「理性」を失い「人格」破壊された「別人」が形成されることになる。現れる症状は、性格が悪くなる、品格を失う、言葉遣いが汚くなる、わがままになる、欲求を抑えられなくなる、責任感・義務感の喪失、甘えん坊になる、喜怒哀楽が激しくなる、攻撃的になる、暴力的になる・・・といったものである。

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